中古マンションリノベーションの魅力
中古マンションリノベーションは、新築以上の自由度とコストバランスを持つ住まいづくりです。間取り変更・素材選び・デザイン性を高めるポイントを、プロ視点でわかりやすく解説します。
なぜ今“中古マンションリノベ”が選ばれているのか
ここ数年、中古マンションリノベへの注目はさらに高まっています。
理由はシンプルで、
立地の選択肢が広い
新築より価格を抑えられる
空間を“自分仕様”に作り直せる
という、新築では得られない自由度にあります。
物件価格を抑えて、“デザインや素材に投資できる”というのも大きい。
中古マンションだからこそできる“自由度の高い設計”
① 壁を動かして、新しい間取りを作れる
中古マンションの魅力は、今の生活に合わせて間取りごと変えられること。
壁を撤去して広いLDK
ウォークインクローゼットを追加
ワンルームを2部屋に分ける
など、柔軟に設計できる。
② スケルトンリフォームで“理想の空気感”をつくる
配管以外をすべて撤去し、コンクリの躯体を露出させるスケルトン仕上げは、中古マンションならではの表現方法。
無機質な質感は、THE PANELやガラスブロックとの相性が抜群。
③ 天井を上げて、開放感を生む
中古物件では“吊り天井を撤去”して天井高を確保できることも多い。
数十センチの違いで、空間の豊かさは大きく変わる。
素材選びで“暮らしの質”が変わる
①THE PANELを使った無機質×温度のバランス
インダストリアルに偏りすぎず、温度のある無機質に整えるには、RIB / SMOOTH / HDが強い。
コンクリと合わせても、“作り込みすぎてないのに美しい空間”になる。
②THE GLASSで光を柔らかくする
マンションは採光が限られるため、ガラスブロックの“透ける壁”は特に相性が良い。
光を通しながら、視線は遮る。プライバシーを守りつつ、広さも演出できる。
③ モルタル・木・金属の相性を理解する
無機質に寄せすぎると冷たくなる。
木を少し入れると、温度が戻る。
金属は“締める要素”。
少量で使うのがポイント。
中古マンションリノベのメリットとデメリット
メリット:コスパ、立地、デザイン、自分らしさ
デメリット:管理規約・配管制限・工期の調整
どれくらいの予算でできる?費用の目安
300〜500万円:部分リノベ
500〜800万円:LDK中心
800〜1200万円:フルスケルトン
素材をどこまでこだわるかで大きく変わる。
成功するリノベは“設計と施工の一体”で決まる
中古マンションは現場対応が多いため、設計と施工が分かれていると“手戻り”が発生しやすい。
DEILのような設計施工一貫(Design & Build)は、空間設計と現場の判断が同時に進むため、仕上がりの品質が安定する。
まとめ|中古マンションリノベは“暮らしの再設計”である
中古リノベは、ただ“古いものを新しくする”のではなく、暮らし方そのものをデザインする行為。
素材・光・間取りを再構築し、“自分らしい生活の器”をつくる最も自由度の高い方法。
